水素とは
近年、水素は「活性酸素」対策として非常に注目を浴びています。
化粧品・健康食品・入浴剤など、様々な分野で活躍を目にするようになりました。
このページでは、そんな水素の持つ力と、水素を摂る事によって期待できる効果をご説明いたします。
活性酸素と抗酸化物質
活性酸素とは?
我々人間の身体は、呼吸によって酸素を取り入れています。
通常の呼吸で体内に取り込まれた酸素の2~3%が活性酸素になるといわれています。
元来、活性酸素は不必要になった細胞を分解したり、体内に侵入したウィルスや病原菌と戦うといった大切な働きをしている物質ですが、活性酸素が増え過ぎると身体の「酸化」が始まります。
酸化とは?
切ったリンゴや釘を放置しておくと、切り口の部分が変色したり錆びたりするのは、空気中の酸素に触れてリンゴや釘が「酸化」(サビる)からです。
実は、私たちの身体もこれら同様、酸素を取り入れることにより酸化しています。
身体の「酸化」は、生活習慣病や老化の原因となる恐れがあります。
活性酸素に対抗するSOD
活性酸素の発生を抑えたり攻撃から身を守る働きをする物質を「抗酸化物質(スカベンジャー)」と言います。
私たちの体内には増加した活性酸素を中和するSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)という酵素(抗酸化物質)が備わっています。
しかし、SODは通常25歳を超えると低下し、細胞が徐々に酸化していきます。 そこで、過剰に発生した活性酸素を消去するには、抗酸化物質を外部から摂取することが必要となります。
水素の働き 1 優れた抗酸化物質
代表的な抗酸化物質
代表的な抗酸化物質には、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、カテキン、 フラボノイド、コエンザイムQ10などがありますが、
これらの抗酸化物質は「大量に摂取しなければならない」「自らが酸化物になって体内に残ってしまう」などの問題点もあります。
水素が優れた抗酸化物質の理由
1.分子量が最も小さい抗酸化物質
他の代表的な抗酸化物質と比べ、極端に分子量が小さいため、
少量でも効率よく抗酸化力を発揮します。
2.酸化物として体内に残らない
他の抗酸化物質は、還元した後に自らが酸化物になり体内に
残ってしまいますが、水素は無機物なので活性酸素と結合した
後は体内に蓄積されません。
3.ヒドロキシルラジカルに結合する
活性酸素には4種類が存在しますが、その中でも酸化力が強い
「ヒドロキシルラジカル」に、水素は結合し中和してしまいます。
4.補酵素として酵素を活性化します
水素は、酵素を活性化する補酵素としての役割ももち、エネルギー産生、代謝アップが期待できます。
水素の働き 2 生命エネルギーを効率よく生成
生命エネルギー源のATP(アデノシン三リン酸)
地球上のすべての動植物が活動するために欠かせない生命エネルギーの源は、ATPという物質です。ATPは、アデノシン(アデニンとリボース)と3つのリン酸からなっており、その持っているリン酸が1つ外れるときに8~10カロリーくらいのエネルギーを発生します。
ATPは、全身の細胞一つ一つに存在するミトコンドリアで作られますが、年齢とともに減少していく細胞と共に、ATPの生成能力は毎年1%の割合で低下すると言われています。
このATPの減少が老化・体力の低下につながっています。
水素の運び役NAD
NADとはニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの略で生体中の殆ど全ての組織に存在する補酵素、代謝において解糖系や電子伝達系で水素と電子の運び屋的な役割を持ち、ATPの合成に関与します。
NADは、グルコース→ピルビン酸→アセチルCoAやTCA回路で時計方向に回転させるために必要となります。
水素がATPを効率よく生成する!
年齢とともに減少していく細胞、そしてミトコンドリアですが、このミトコンドリアに「水素」が増えると、NAD→NADHを通してTCA回路が順調にまわり、電子が大量に送られます。これにより電子伝達系も活発になり、生命エネルギーのATPを効率的に作ることができるのです。
話題の水素発生原料ユニクラスター
ユニクラスターとは?
ユニクラスターは植物油を主原料として、クエン酸カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、ケイ素、硫酸マグネシウムなどを 特殊加工及び独自の分量で配合した素材です。 水分と反応することで植物オイル内の水素を切り離すと同時に、吸着させた水素もゆっくりと放出させる弊社がオリジナルで 開発した原料です。
膨大な水素イオンが発生します
水素水約17リットル分の水素量を発生。
1g当たりの反応する水素イオン数:8.2622×1021 個(82垓6220京個)
1g当たりの水素発生量:0.0274g(27.4㎎)
1gから発生する水素が全て水に溶存する場合の理論値:飽和水素水17.1ℓ分
測定方法
NAD+水溶液とユニクラスターを反応させてNADHを生成し、H++2e-反応数を測定。